この一週間、多くの事実をお知らせしました。 本当に読んでくださり、ありがとうございます。 私達には大きな権力、財産、才能もありません。 しかし、この悲しい問題を解決したいと思いました。 よって、私達が動くべきだと判断しました。 同じ人間、同じ国から生まれてきたからこそ、少しでも助けになれたらとWe Can Week を実行しました。 そして、皆さんがこの問題にちょっとでも興味を示し、考えてくださることを願い、この記事を書きました。無礼をお許しください。 開橋祭をもし今年開催できるのであれば、また私達は缶詰を集めます。 そして、その缶詰で貧困の方達を助けるため、NPO法人Second Harvest に寄付します。 日本をちょっとでも居心地のいい国にしたいと思うから。 読んでくださったみなさん 一週間ありがとうございました。 答えとアンケートを下に掲載しました。 興味があればぜひ記入してください。 ーCan Food Drive 一同 2020年はお疲れさまでした。 新型コロナウイルス、緊急事態宣言、インターネット授業、在宅勤務 たくさんの変化があったと思います。 それは、悪い変化も含まれます。 2020年、過去最多の780社が倒産していることが明らかになっています。 それに加え2021年、新たに緊急事態宣言が出されたことにより、踏みとどまっていた経済状況がさらに悪化した会社は少なくありません。 そして、私達の安全を第一に考え、政府が外出の自粛を求めた結果、暖房代、インターネット代や食事代など、個人に負担される生活費が増えました。 失業率も、生活費も上がり、収入が少ない&消費が多い生活を送っています。 日本人の大半が貧困層へ突入したと発表した記事も見つけました。 そして、もともと貧困層にいた人たちの経済状況はさらに悪化しました。 助けくれる団体も感染防止のため、大きく行動ができずにいます。 ユニセフによると、政府の支援が不十分なため、少なくとも今後五年間は日本の子供の貧困が増加すると考えられると発表しています。 詰んでないでしょうか。これ。 ゲーム第四弾作りました!!同じく、前の答えも載っているのでぜひご覧ください。 以前、社会問題として取り上げられていた「食品ロス」のことについて覚えていますか。 「食品ロス」とは本来食べられるのに、捨てられてしまう食品のことを指します。 2017年には、国民一人当たり年間48kg、日本全体で年間612万トンの食べ物が捨てられました。 もったいないですね。 そして、知っていますか? 学校にでる給食で食事を済ませる子、食料がないのでテッシュを食べてる子供が日本にいること。 小5、中1、高1に行った調査の中で、10人に1人が「過去1年間に金銭的な理由で家族が 必要な食料が買えなかったことがある」と答えました。(2016年) また、高校生に行った調査では、食事の回数がほぼ毎日2食が12.5%、ほぼ毎日1食も0.7%となっています。 残念ながら、私達は大人も含めた全体の数値を見つけることはできませんでした。 しかし、子供と同じ、あるいはもっとひどい状況になっている可能性があります。 ものすごく理不尽で、悲しいですね。 私達は恵まれている家庭に生まれたため、飢えることを知りません。 よって、予想になりますが、ものすごく辛いと思います。 多分予想よりもずっと。 そして、私達のすぐ近くにこのようなつらい思いをしている人たちがいます。 ゲーム第三弾作りました!!休日なので、ちょっと難しいものにしてみました!! 前の答えも載っているのでぜひご覧ください。 病気の母親に変わり、すべての家事を行ったことはありますか? 金銭的な理由で中卒したことは? 家計を支えるために、毎日アルバイトをしたことは? 7人に1人はこのような生活を送っています。 そして、外見からは非常にわかりにくいです。(めっちゃ) もしかしたら、かつてのクラスメートや友人は今このような状態にいるのかもしれません。 あなたが知らないだけで。 親の経済困難→教育格差→低学力・低学歴→不安定な仕事→・・・ 一度落ちたら這い上がるのが非常に難しい悪のサークル 貧困層にいる子供は自動的に陥ってしまいます。 そこが、子どもの貧困の一番怖いところです。 新たな犠牲者を出してしまうから。 では、親が経済貧困になるのは自業自得でしょうか? 違います。 突然の災害で失業、パートナーとの離別、病気や健康上の問題など多くの原因で経済困難になる可能性があります。 そして、その子供が悪のサークルに入り、貧困になります。 悪のサークルはこわいですね。 ゲーム第二弾作りました!!前の答えも載っているのでぜひご覧ください。 貧困=アフリカ=栄養が取れずやせ細ってしまった子供たち 日本の貧困=? と思っている方、多いのではないでしょうか。 実際に日本でアフリカにいるようなやせ細った子どもたちを見かけたら、誰かが写真を撮ったりして、、SNSで炎上したりします。おそらくニュースに取り上げられるぐらい。 じゃあ日本の貧困ってなんだよ、と感じる方。 それは、日本で普通に生活できなくなる状況、「相対的貧困」です。 簡単に説明すると、国民の平均年収の中央値の半分で暮らしている方。 金額で言えば、一人世帯では年収年収122万円以下、月収だと10.1万円以下で暮らしている方です。(2015年時点) 一ヶ月の食費代、水道代、インターネット代、衣服代、家賃代、交通代、など一ヶ月に使うすべての金額が10.1万円以下。(以下です。以下。まじかとおもいません?) ちょっと想像もできないです。 ちなみに、二人世帯だと14.3万円、三人世帯だと17.5万円、四人世帯だと20.3万円以下で一ヶ月暮らしています。(2015年時点) 日本では、約2000万人、約七人に一人が相対的貧困です。(2015年時点) 意外といけるのでは?と考えたあなたへ 親御さんに聞いてみてください。「私達は一ヶ月何円で暮らしているのか?」と。 又、家時間が多いなか、気軽に楽しめるゲームを作りました。ぜひ、遊んでみてください。 答えはまた明日。 この一週間、日本の貧困についての活動をCan Food Drive が提供いたします。 どうぞ、楽しんでください。 又、下に掲載されているのは、私たちが作ったCMです。 興味があれば、ぜひご覧ください。 10月14日、15日の開橋祭で、沢山の缶詰の寄付をご協力いただきありがとうございました!缶詰を全部で721個(144.4kg)集めることができました。ご協力してくださった生徒、保護者、受験生、先生方と地域の方に感謝を申し上げます。 寄付してくださった缶詰はNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンのパントリーピックアップに来られる人やご家族にお渡ししています。 私たちはこれからも、貧困で苦しめられている方々の力になりたいと思っています。来年もこの活動を行いますので、ぜひ、また来年来られる方はこの活動のことを覚えておいてください! |